この標本は想像ですが、発寒川の護岸工事にて外部より持ち込まれた岩石と考えております。川の転石の中には、河川改修工事に伴う際に持ち込まれる岩石もあると考えるのが自然でしょう。
以前、発寒川で採れた岩石を大学の専門家に鑑定をお願いした時に、「この石は日高でしか採れないはずなのに、なんで札幌市内の発寒川で採れるんだろう。」と、不思議そうに語っていたそうです。さすがの岩石の専門の学者さんも河川工事までは想定できなかったのですね。